福祉委員とは、身近な小地域の様々な課題への解決に向けた取り組みや、地域の交流を深めることを目的として活動する「地域ボランティア」です。
自分の身近な地域の実情を把握し、自治会や民生委員等との協働により地域の困りごとの解決や、地域内のふれあい、支えあいの活動を推進します。
現在長浜市では11地区で福祉委員活動が進められています。
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福祉委員とは
福祉委員の主な活動
- 地域の福祉ニーズ(福祉課題)の把握
訪問活動や日常生活の中で、地域内の状況や福祉課題を把握する活動です。
(例えば)
★話し相手がなく、引きこもりがちなひとり暮らし高齢者
★家事や食事、入浴などひとりでできない人
★道路や公共施設など危険な状況になっている
★家族の介護に困っている人
★子育てで悩んでいる母親
などがいないか自分の住む地域を見渡すことから福祉委員の活動が始まります。 - 地域の見守り訪問活動
支援を必要とする人が、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、日常的に見守り訪問活動を実践し当該世帯の身近な相談者、地域とのつなぎ役を担います。
- 民生委員など福祉関係者への連絡と協働
把握した福祉課題などについては、民生委員などの福祉関係者と協議し課題解決に向けた取り組みを進めることが大切です。特に複雑な福祉課題についてはひとりで抱え込まず、地域共通の課題として地域関係者が協働して解決していくことが必要です。また、福祉委員活動の中で知り得た情報などは本人の同意を得るなど十分配慮する必要があります。
- 地域福祉活動の実践と協力
日常的な見守り訪問活動に併せて、地域で実施されるふれあいサロンの運営や万が一の災害に備えた福祉マップ等の作成、地区社協が実施する地域交流事業、研修会などへの参画・協力を行うことも大切な活動のひとつです。
福祉員活動事例集(PDF形式)は、 こちらをご覧ください |